視野が狭くなった
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視野が狭くなったーnarrowedー
「視野が狭くなる」とはどのような状態か?
「視野が狭くなる」というのは、通常、広い範囲を見ることができる目の視野が、限定された範囲に狭まってしまう状態を指します。まるでトンネルを覗いているかのように、周囲が暗くなり、中央部分しか明確に見えなくなることがあります。こうした状態を「トンネルビジョン」と言います。反対に、中心が見えず、周囲だけが見える場合もあります。
こうした視野狭窄は、日常生活に大きな影響を及ぼし、特に運転や読書など、広い視野が必要な行為で支障を来すようになります。
こんな症状でお困りではありませんか?
- 運転中、横から来る車や歩行者に気づかないことがある
- 読書をしている時、一度に見る文字の数が少なくなり、行を追うのが難しい
- 部屋の隅や、天井の照明が視界から消えることが多い
- スポーツなどで周囲のプレイヤーやボールの位置が把握しづらい
- 階段の昇降が不安定になり、つまずくことが増えた
- 歩行中、段差や障害物に気づかず、つまずくことが増えた
- スーパーマーケットなどで商品を探す際、視界の端にある商品に気づかないことがある
- 手元の作業に集中し、周囲の人の動きに気づかないことが多い
など
このような症状・異変をお感じの場合、何らかの原因で視野狭窄が生じている可能性があります。
症状・異変に心あたりがございましたら、宝塚市・中山寺駅のなかがわ眼科へご相談ください。
視野が狭くなる原因
緑内障
緑内障は、目の圧が異常に高くなることで視神経が傷つき、徐々に視野が狭くなっていく病気です。初期段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると周辺視野が徐々に失われていきます。
加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は、年齢とともに黄斑部分(網膜の中央部分)が損傷し、視野の中心が徐々に失われる病気です。これにより、特に細かい作業や読書が困難になります。
網膜剥離
網膜剥離は、網膜が眼球の内壁からはがれる状態で、視野の端が暗くなったり、視力が低下したりすることが特徴です。急激に進行する場合があるため、早急な治療が必要です。
脳血管障害
脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に酸素が運ばれなくなると、視野欠損が起こることがあります。視野の一部が見えなくなったり、かすんだりします。