結膜炎・花粉症

結膜炎は、目の表面を覆っている薄い組織である結膜で炎症が起こった状態です。目の充血、かゆみ、涙が出るなどの症状が現れます。

結膜炎は、様々な原因によって引き起こされます。アレルギー反応によって起こる「アレルギー性結膜炎」、細菌・ウイルスの感染によって起こる「感染性結膜炎」に分けられ、感染性結膜炎はさらにウイルス性結膜炎と細菌性結膜炎に分類されます。

アレルギー性結膜炎は、花粉やダニなどのアレルゲンに対する体の過剰な反応により発生します。この状態は季節的であることが多く、目のかゆみや充血などの症状が特徴的です。

ウイルス性結膜炎は、ウイルス（主にアデノウイルス）によって引き起こされます。風邪や喉の感染と一緒に現れることが多く、感染力が高いとされています。

■主な症状

細菌性結膜炎は、バクテリアによって引き起こされます。黄色または緑色の分泌物が出るほか目の充血、かゆみ、まぶたの腫れなどの症状が現れます。
細菌性結膜炎はさらに「流行性角結膜炎（はやり目）」「咽頭結膜熱（プール熱）」「急性出血性結膜炎」に分類されます。

■主な症状

アデノウイルスによって引き起こされる結膜炎で、高い感染力があります。

■主な症状

アデノウイルスによって引き起こされる結膜炎で、プールなどで感染することが多いです。

■主な症状

主にエンテロウイルスにより引き起こされる結膜炎です。

■主な症状

結膜炎が疑われる症状がございましたら、お早めに宝塚市・中山寺駅のなかがわ眼科へご連絡ください。目を検査し、必要に応じて検体を採取して原因を特定いたします。

アレルゲン（アレルギーの原因物質）を避けたり、抗ヒスタミン点眼薬を用いたりして、症状を和らげます。

大抵は自然治癒しますが、重症の場合は抗ウイルス薬が必要な場合があります。

点眼薬や軟膏を使用して治療します。